2012年1月24日火曜日

作品紹介(3) 『今日という日が最後なら』

 今日という日が最後なら

■ストーリー:


「何をしたいか考えました、大切な人と今を行きたくて。」

~違う環境で育った双子の姉妹、一歩を踏み出すだけで、日々は彩られてゆく~

八丈島で生まれた双子の姉妹、舞子と聖子。二人がまだ幼いうちに母親は体の弱い舞子を残し、聖子を連れて島を出た。二人が離れ離れになって20年。祖母によって自由奔放に育てられた舞子は祭りによって生まれ育った島を盛り上げようとしていた。一方聖子は閉鎖的な環境で自分の可能性を信じられずにいた。祭りの直前、1通の置手紙を残して舞子は姿を消す。聖子のもとへ向かった舞子は彼女を島に連れ帰り、自分自身が一歩を踏み出す勇気を、そして世界を変える勇気を伝えようとするのだが…。


■脚本・監督・編集 柳明菜
■プロデゥーサー 辻井一郎 松谷健史 岡田恒明
■キャスト:森口彩乃 柳裕美 清水増子 岡田真由子 本多章一 真鍋敏宏 遠藤るか 藤谷文子
■製作: The Willows






■解説:
映画製作の始まりは2006年春、柳監督が大学の合宿で八丈島へ訪れたことがきっかけになった。八丈島の大自然や文化、そして人々に惚れ込んだ柳監督はこの島で映画を撮ることを決意し、それから2年3ヶ月を経て一般上映されることが決まった。
ありのままの八丈島の魅力と、様々な文化の出会いがもたらす感動をフィルムにおさめることを目的に、若い監督を中心としたスタッフ・キャストと島民が一丸となり、瑞々しい青春映画が誕生した。
ヒロイン聖子に『ブラブラバンバン』、『歌謡曲だよ!人生は』の森口彩乃。聖子の双子の妹・舞子は監督の妹で映画初出演の柳裕美。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道』、『闇うつ心臓』、『ロボロック』の本多章一、『式日』の藤谷文子他、実際に八丈島に住む島民たちが、ヒロインたちを支える魅力的な八丈島の人々として出演している。
監督は、写真家としてキャリアをスタートし、女優として活動する傍ら脚本家、監督としても活躍の場を広げてきた柳明菜。前向きなメッセージとありのままの八丈島の魅力、さまざまな文化の出会いがもたらす感動をフィルムに収めている。07年海洋映画祭にて上映され話題を呼んだ本作は、アメリカを含め多数の映画祭に出品。幻想的に彩られたビジュアルセンスが新しい作家の登場を予感させる。

『今日という日が最後なら』予告編

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